1. 産休・育休で受け取れるお金の種類
出産を機に収入が減少するのは不安ですが、公的な支援制度として以下の給付金を受け取ることができます。
- 育児休業給付金(雇用保険から支給)
- 出産手当金(産前産後給付金)(健康保険から支給)
これらの制度は、それぞれ支給対象や金額、受給のタイミングが異なります。本記事では、それぞれの違いを詳しく解説し、申請方法についても説明します。
2. 育児休業給付金とは?
対象者
育児休業給付金は、育休中で一定の条件を満たす人が受け取れる制度です。
- 雇用保険に加入していること
- 育児休業開始前の2年間に、11日以上働いた月が12ヶ月以上あること
- 育児休業中の勤務時間が通常の勤務時間の半分未満であること

赤ちゃんを育てている期間(休業中)もらえるよ
1歳まで支給、保育園入れないと最大2歳まで申請可能だよ
(半年に1回の申請が必須)
支給額
育児休業給付金は、以下の割合で支給されます。
- 育休開始から6ヶ月間:育休前の賃金の67%
- 6ヶ月以降:育休前の賃金の50%
計算基準は、育休開始前6ヶ月間の平均給与(ボーナスを除く)です。
受給のタイミング
- 申請:育児休業開始後、1ヶ月以内に行う
- 支給開始:通常、申請後1〜1.5ヶ月で振り込まれる
- 受給期間:原則1歳まで(保育園に入れない場合は最長2歳まで延長可能)

支給は2ヶ月ごとにまとめて振り込まれるため、家計管理が重要!
3. 出産手当金(産前産後給付金)とは?
対象者
出産手当金は、健康保険の被保険者で、産前・産後休業期間中に給与の支払いがない人が対象です。
- 出産予定日の6週間前(双子以上は14週間前)から産後8週間まで休業する人
- 1年以上継続して勤務していることが望ましい(短期間の勤務でも対象になることあり)
- 産前産後休業中に給与が支払われていないこと

妊娠がわかってから産休入る前までの働く期間が
対象期間になるよ!
支給額
- 支給基準賃金日額の67%
- 産後8週間分の支給額には上限あり(健康保険組合ごとに異なる)
支給基準賃金日額は、育児休業給付金と同じ計算方法です。
受給のタイミング
支給開始:通常、申請後1ヶ月程度で振り込まれる
申請:産前産後休業が始まった後に行う

妊娠前にしっかり人事に確認をしよう!
4. 申請方法と受給の流れ
育児休業給付金の申請手順
- 会社に申請書を提出(勤務先の人事担当に確認)
- ハローワークへ申請(会社が手続きを代行することが多い)
- 審査後、振込開始(2ヶ月ごとの支給)

一般的には出産して2〜3ヶ月経った頃に受け取れる!
2ヶ月おきに2ヶ月分の合算金額が振り込まれるよ
出産手当金の申請手順
- 産休開始前に会社へ申請
- 健康保険組合へ申請書類を提出
- 産後8週間後、支給開始
※申請期限や必要書類は勤務先の規定によって異なるため、事前に確認が必要です。

産前、産後の手当は出産した後1ヶ月後を目処に
会社から支給されることが多いよ
5. 育休と産休の違いを正しく理解しよう
産休と育休は混同しがちですが、以下のように異なります。
産前産後休業(産休) | 育児休業(育休) | |
---|---|---|
期間 | 出産予定日6週間前〜産後8週間 | 原則、子どもが1歳になるまで(最大2歳) |
給付金 | 出産手当金(健康保険) | 育児休業給付金(雇用保険) |
申請先 | 健康保険組合 | ハローワーク |
給付率 | 賃金の67% | 67%(6ヶ月まで)→50%(6ヶ月以降) |
妊娠が分かったら早めに勤務先の人事や社会保険事務所に相談し、必要な手続きをスムーズに進めましょう。
妊娠期間はあっという間に過ぎます。事前にしっかり準備をして、安心して産休・育休を迎えましょう!
